Bromure Web 5: 新しい見た目と GPU
Bromure Web 5 は、ブラウザに GPU と新しい見た目を与えます。macOS 27 では、各ブラウザ VM が Metal を通じて Mac の GPU で描画するようになり、グラフィックの重いページやスクロールが CPU に頼らなくなります。プロファイルはタブバーの Safari 風メニューに移り、Bromure はブラウザウィンドウから直接開くようになり、セットアップは再設計され、トラックパッドのスクロールは指の動きに正確に追従します。Apple Silicon 向け、フリーかつオープンソース。
Bromure Web は、すべての閲覧セッションを Mac 上の使い捨ての仮想マシンで動かします。 バージョン 5 はその約束を守りつつ、すぐに気づく 2 つの点を変えました。ブラウザの 描画の速さと、プロファイル間の移り方です。
ブラウザに GPU を
これまで、ブラウザが動く Linux マシンには GPU がありませんでした。そのため Chromium は、すべてのページ、すべての WebGL シーン、スクロールされるすべてのレイヤーを、 CPU 上のソフトウェアで描いていました。
macOS 27 では、Bromure Web 5 が各ブラウザ VM に Metal を裏で使う GPU を与え、Mac 自身のグラフィックハードウェアで動かします。
- グラフィックの重いページが遅れません。 地図、グラフ、3D ビューア、その他の WebGL ページは、私たちのテストで旧来のソフトウェア経路より 8.1x から 52.1x 速く 動きました。
- スクロールとアニメーションが GPU で動きます。 以前はすべてのレイヤーが ソフトウェアで描かれていました。
- ポインタは本物の macOS のカーソルです。
各ブラウザ VM はサンドボックス化された専用のレンダラーを持ち、ページそのものが VM の外に出ることはありません。Metal レンダラーはデフォルトでオンで、プロファイルごとに パフォーマンスでオフにできます。macOS 26 以前では、Bromure Web はこれまでどおり ソフトウェアで描画します。
新しいレンダラーの仕組みと、ベンチマークが示すこと・示さないこと →
Safari 風のプロファイル
プロファイルは、Safari と同じように、タブバーのプロファイルメニューに置かれる ようになりました。そこから別のプロファイルのウィンドウに切り替えたり、プロファイルを 作成、編集、削除したりできます。
独立したランチャーウィンドウはなくなりました。Bromure はブラウザウィンドウから 直接開きます。
- ⌘N は前面にあるプロファイルのウィンドウを、⇧⌘N はそのプライベート ウィンドウを開きます。
- ファイル ▸ プロファイルを指定して新規ウィンドウ には、すべてのプロファイルが 並びます。
- 設定 ▸ 一般 ▸ 新規ウィンドウで開くプロファイル で、起動時と ⌘N で開く プロファイルを選びます。デフォルトは最後に使ったプロファイルで、プロファイル メニューからも設定できます。
再設計されたセットアップ
ブラウザイメージのインストールや更新では、いまどこにいるかが表示されるようになり ました。大きな進捗表示の横に、ダウンロード → インストール → パーソナライズ → 起動 をたどるレールが並び、詳細は見たくなるまで折りたたまれています。文言は、初回起動、 毎月の更新、アップデートのどれなのかを含め、なぜイメージをインストールしているのかを 説明します。
指に追従するスクロール
トラックパッドのスクロールは、マウスホイールの刻みに変換されるのではなく、正確な ピクセル単位の移動量として Chromium に届き、1 対 1 で適用されるようになりました。 小さな動きが失われることはもうなく、私たちの計測では、ページが動き始めるまでの時間は 65〜90 ms から 15〜30 ms に短くなりました。
Bromure Web 5 のその他の変更
- 厳格なサイト分離はプロファイルごとの設定になり、デフォルトでオンです。オフに すると、サイト間の分離を一部手放す代わりに、レンダラープロセスが大幅に減ります。 広告の多いページでは、70 プロセス・2.1 GB が 5 プロセス・1.4 GB になりました。
- macOS 26 では、事前に起動しておく VM が、待機中にメモリの割り当て全体を抱え 続けることはなくなりました。
Bromure Web 5 は Apple Silicon 向けの、フリーかつオープンソースのソフトウェアです。 ダウンロードページから入手するか、Bromure Web のページで詳しく見る →。